<今号の名言>集


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赤色のマーク(など)が最終更新分です。










やーいやーい、お前の母ちゃんあるある会員~。

  ★ 田上よしえ。

やがては未亡人となる身の楽しさよ、これぞ妻たる者唯一の希望の灯し火だ。

  ★ ジョン・ゲー『乞食のオペラ』より。

やがて若くてきれいな君の夢も

アンティークなリズム奏で始める

  ★ 佐野元春「Come Shining」の歌詩。『VISITORS』収録。◎realやね。

ヤキトリ屋は最高です。お客さんの反応が眼の前で見られます。それもヤキトリですからもったいぶりようがない。美味しければ皆さん大声でほめてくれる。次のときには新しいお客さまを連れて来て、自分のことのように自慢してくださる。料理人の醍醐味です。

  ★ 雁屋哲原作・花咲アキラ作画『美味しんぼ』より。

野球にはほとんど興味ありません。イチローについては、「イチロー」という競技を見ている感じです。

  ★ 小田嶋隆。

野球は誰のためにやる? 自分のためだろう? ファンのため、誰かのためと言う人がいるけど、それはみんなウソだ。オレは誰に好かれようとか思わないから建前は言わない。建前を言うのは政治家に任せておけばいい。でも正直なやつは嫌われるんだ。まあオレを嫌いだと言うやつがいても、そいつをオレは知らない。放っておいてくれだ!

  ★ 落合博満。

約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。ヘビの生殺しはするな。借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。

  ★ 田中角栄。早坂茂三『オヤジとわたし 田中角栄との23年』より。「100万円を貸してくれ、じゃあ、あさって用立てよう ── と言われて、その日に行ってみたら100万円が揃っていない。こういうことが世間にはしばしばあります。当てにしていたほうとしては、地獄に落ちざるをえなくなる。こと、そこまできたら、ほかで算段する時間の余裕もない。むごい仕打ちです。これをオヤジ(田中角栄)はヘビの生殺しと言った」

役立てられては困る“個性”もある。

  ★ 中村氏(東氏)。

「ヤザキ、お前は、どうしようもない奴だ、お前は、どんな社会生活だろうが、耐えられんだろう、どうやって生きていくか、ボクにはわからんよ」
 そんなことを言ってからこう付け加えた。
 「だが、お前は、殺しても死なない感じもするな」

  ★ 村上龍『69 sixty nine』より。

優しいのね。
誰にでもというわけではありません。

  ★ 魔夜峰央『パタリロ!』より。

優しくしてくれて、ありがとう。

  ★ 如是我聞。

優しさが享楽において必要だと主張するなど、あきらかに馬鹿げている。魂の優しさなどというものは、感情の快楽に決して何ものも付加しはしない。あえて言うならそれは、快楽を損なうものですらある。愛することと享楽することとは、ぜんぜん別なことだ。それが証拠に、毎日のように、ひとは享楽することなく愛したり、またもっとしばしば、愛することなく享楽したりしているではないか。

  ★ マルキ・ド・サド『新ジュスティーヌ抄』より。

優しさと弱さは違います! あんたは、弱いだけなの。

  ★ 永六輔『一般人名語録』より。

優しさは軟弱きよわさの言い訳なのよ

  ★ 中森明菜「十戒(1984)」の歌詩。作詞は売野雅勇。

優しさを押しつけられた方は、それが重たくて辛いんだよ。

  ★ TVドラマ『水戸黄門』より。

野心と才能のある者にとっては、機会は常にある。

  ★ 植村清二『アジアの帝王たち』より。

安い食いもんがウマい、月が見えた、日が沈んだ……幸せは、実は日に何度も人を訪れているのではないですかなあ。

  ★ 中坊公平『金ではなく鉄として』より。

安いのは、何かが付いてないのじゃ。

  ★ 宇田川一彦・中村正『「コピーって? ゼロックスですか」 PC‐9801とMS‐DOSをめぐる千夜一夜物語 ── パソコン初心者珍問奇答パニック集』より。

やすしが己の姿を晒すのは、ワイドショーなどではなく、舞台の上であるはずだ。

  ★ 酒井康『永久追放Click Here!』より。「やすし」とは横山やすしのこと。

休みがとれるほどおだやかな世界じゃない。

  ★ 佐野元春「Come Shining」の歌詩。 『VISITORS』収録。◎俺も。

休みがなかなかうまく取れなくて「ただ何もしない時間」「きつくてもやり続ける時間」のどちらかしかない循環を何とかしたい。

  ★ 糸井重里。『ほぼ日刊イトイ新聞』「法隆寺へ行こう!」より。

痩せたいのでアドバイスを……
きびしく食事療法を守るんですな。パンは1切れ、マーガリンに限る。仔牛のカツレツか、鶏なら手羽を少し、ヨーグルトを少量、リンゴは1個にするんだね。
先生、そいつは食前かね、食後かね?

  ★ 立川談志『家元を笑わせろ!』より。

やってみて いって聞かせて させてみて   ほめてやらねば 人は動かじ

  ★ 山本五十六。

やっと時代が変わったふりをし始めた。

  ★ さこた☆はつみ。雑誌『BURRN!』より。

奴の獲った魚で一番でかいのは取り逃がした魚だ。

  ★ 出所不明。そーいや振られた女が一番いい女だな。

やっぱり歌謡曲のメッセージの方が強くなっちゃったからね。松山千春よりキョンキョンのメッセージの方がね。だってあれはメディアをともかくも1から10まで使いきってるでしよ。1人のタレントとかアーティストを売ろうと思ったら、これだけあふれるコマーシャルやテレビを使っていった方が逆にメッセージ出来てしまうという器用さと危険さの裏表だね。

  ★ 桑田佳祐インタビュー集『ブルー・ノート・スケール』より。

やっぱりクルマってのはアクセルよりブレーキが命やよな。

  ★ 友人。

 やっぱり、子供から金を取っちゃいけないのよ。いまの大人がだんだんズルくなってるから、若いモンだますほうが簡単なわけよ。自分たちの親は頭いいっていうか、苦労してるから。財布の口もそんなに緩くないしね。……我々を含めた、いま20歳はたち前後の子供を持つ親たちは、あんまり頭がよくないから(笑)、若い人をごまかすことしかできない。少なくとも自分より経験の浅い人からお金を取りたがるわけよ。

  ★ 中嶋悟。中嶋悟+大和国男『中嶋悟全発言』より。

やっぱり、この世で一番固い物質は人間の頭脳、特に集団の意思決定であるということ。

  ★ Webサイト『森博嗣の浮遊工作室』より。

やっぱり、締め切りを守るというのは気持ちいいことですねぇ。

  ★ 坂本龍一。


やっぱり制約がないと、人生楽しくない。

  ★ 玖保キリコ『それなりのジョーシキ』より。

やっぱり、その世界でものを言うんだったら現役であることが条件ですよ。

  ★ 畑正憲。

「やっぱりダメだったね」という決まり文句が待っている未来は……イヤでしたね。

  ★ 斉須政雄。

やっぱりね。典型的なプレBRS症候群だわ。
そいつは何だい?
プレ・ビートルズ&ローリングストーンズ症候群。自分の音楽の好みを彼ら以前の段階で停止させちゃった中年のことよ。
ビートルズは嫌いじゃないよ。
でもメロディアスなのが好きなだけでしょう? 『ミッシェル』とは『イエスタデイ』とか。
ああ、そう言われればそうだな。
で、ストーンズで許せるのは『テル・ミー』や『アズ・ティアーズ・ゴー・バイ』あたりなのよね。

  ★ 景山民夫『虎口からの脱出』より。

やっぱり、ロックというのは何もないところから、なにかをつかんでいこうという姿勢だと思うの。そういった意味じゃ、今ってロックのない時代なんじゃないかな。物質ばかり豊かで、若い人達がロボットみたいになってるでしょう。まるで主体性がなくなっちゃって。そんなところにロックが生まれるはずがないのよ。

  ★ カルメン・マキ。

野党は良識を、与党は度量を示せ。

  ★ 中野寛成。

やはりちゃんと出世した人しか、うまいものを食べていないと思う。安くてうまいものなんて、本人のひとりよがりなので、本当は、世の中に存在しない。

  ★ 辻静雄『料理に「究極」なし』より。

やはり、富岡多恵子のいうとおり、フランスの空の下ではフランスの女の人がきれいだけど、日本の空の下では日本の女の人が一番きれいなのです。

  ★ 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

やはり、忘れたくないことは沈黙にかぎる。

  ★ 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

 野暮を承知で言えば、政治ジョークなんて負け犬の遠ぼえ、支配者にとっては統治の風通しをよくするための適当な潤滑油あるいは緩衝器、人々がジョークをしゃべっているうちは体制は安泰、人々がジョークをやめたとき、本物の抵抗がはじまるのではないか……。
 ……さらに、もう1つ、政治風刺ジョークは「庶民の抵抗」である、という慣用句に対する疑問。これは明らかにウソです。政治ジョークの語り手は、いわゆる「庶民」ではなくて、支配者の一員となるべく高等教育を受けたのに、さまざまな理由で落ちこぼれた手の白い人たちです。じっさい政治ジョークを作るのは、かなり高度な知的概念操作を必要とします。これは「庶民」の抵抗パターンではありません。

  ★ 平井吉夫編『スターリン・ジョーク』あとがきより。

山岡さんらしくないじゃないの! 人を助けるのに義理だの理由だのそんなものが必要なの!? そんなケチくさいこすっからいことを言わないのが、山岡士郎という男だったんじゃないの!? 見そこなったわ!

  ★ 雁屋哲原作・花咲アキラ作画『美味しんぼ』より。

山が好きかって? キツくて、クサくて、重くて、うんざりだよ
 と、言っていた白竹君は、それでも1年のうちの半年は山に行っていた。
 こうでなければいけないと私は思います。正月の家族ゲームみたいな調子の、気軽で安全なものを、「趣味」だなどと人に言い触らして歩くのは、悪趣味です。

  ★ 小田嶋隆『パソコンゲーマーは眠らない』より。

山中、きさまもう体力の限界だと思ってるだろうが、まだ99%だ!! 戦場では100%の終わりはねえ。いつもあと1%残ってるんだ!!

  ★ かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』より。

山笑う・山眼るっていう季語があるでしょう。そんなふうに山を人格化してきた民族だと思うと、どうしていま、山を荒れたままにしているか……。淋しいもんです。

  ★ 永六輔『無名人名語録』より。

やむを得ず、というのは圧制の口実である。

  ★ ミルトン。

辞めることは世界で一番簡単で、一番そそられる選択肢だった。

  ★ マーカス・サミュエルソン「嘘はゼラチンで固めて」より。キンバリー・ウィザースプーン、アンドリュー・フリードマン『天才シェフ 危機一髪 世界一流レストランの舞台裏で起きた40の本当のお話』所収。

やり残したことがなければ迷いはなくなる。

  ★ 『産経新聞』2003/03/22より。

やるなら初めの一撃で致命的なダメージを加えるべきよ。半端な奇襲はかえって相手の闘争心を煽るだけだわ。

  ★ 『機動警察パトレイバー』より。

やれ働きバチだのウサギ小屋と、外野からの野次がかまびすしい日本人のライフスタイルではあるが、狭い国土で豊富なガジェットにまみれた私たちの暮らしは(それ相応の妥協の産物とはいえ)先進諸国と較べても遜色ないような気がする。ところがアジアの辺境にして島国という立地条件と、舶来文化をありがたくおしいただく性向とがあいまって、そこで醸成されたスタイルがつぎはぎだらけのいびつなパッチワークであることはまず間違いない。若年層を中心にした日本人のライフスタイルもファッション同様、本人の趣味嗜好を反映させることで多種多様なバラエティをおびたかのようにみえながら、その実ちっとも多彩でも個性的でもなかったりする。共同体の規模と形態が様変わりしただけで、本来的に日本人は“何か”に帰属した状態に固執してやまないことが、これらの現場からも確認できよう。

  ★ 木村重樹・西原 「悪趣味大国ニッポン小事典」より。『ユリイカ臨時増刊 総特集悪趣味大全』所収。


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