<今号の名言>集


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赤色のマーク(など)が最終更新分です。










明治を官庁の時代というなら、大正・昭和は銀行の時代といってもいい。

  ★ 藤森照信『日本の近代建築(下)-大正・昭和篇-』より。

名人にはいつでもごちそうの用意があるが、われわれはただみずから味わう力がないために飢えている。

  ★ 岡倉覚三『茶の本』より。

名声は実力の証拠ではなく、その可能性に過ぎない。

  ★ カーライル。

名声を得た芸術家は、そのことにより落ち着きを失う。それ故、処女作がしばし最上の作となる。

  ★ ベートーベン。

名探偵 全員集めて さてと云い

  ★ 出所不明。

冥土のみやげに教えてやる。

  ★ 如是我聞。

命日欠かぬ殊勝の墓参とは、誰にちかひの袖の数珠ぞや。逝ける彼人かのひとの霊を慰むるに始まりて、のこる此身の心を安むるに終わる。

  ★ 斎藤緑雨。

メーカーどこ? 俺ソニーのものを何年も使っているが故障なんて一度もないな 落としたりもしたけど。
それ、ソニータイマーが壊れてる。

  ★ 2ちゃんねるより。

目が肥えてきている読者を意識するあまり、腰が据わらなくなってしまっているのだ。そういう読者って「渡り鳥読者」だし、いってみれば「浮動票」でしょ。その浮動票をつかむためにオイシソウな企画を並べようとして結局は肝心の「固定読者」をつかみそこねるわけ。創刊号から一冊の欠本もなく雑誌を買い続ける読者の存在ってのを、みんな忘れてしまったみたいなんだな。

  ★ 亀和田武『1963年のルイジアナ・ママ』より。

眼が視野に属さぬように、主体は世界に属さない。

  ★ 永井均『ウィトゲンシュタイン入門』より。

メガヒットした後からだと、なにか制作現場に新しいロボットアニメをつくろうという熱気があったようにいわれるけど、そんなのは一切ありません。実際は30代半ばのいい大人が、なんとかしてオモチャ屋から脱出を図るために、オモチャ屋を適役のジオン公国に見立てて、彼らを黙らせるために1つひとつ手を打ちながら、口出しできないまでにリアルなフィクションワールドを成立させていった。ただ、それだけのことです。

  ★ 富野由悠季。『THE BIG ISSUE』より。

メジャーは点取りゲーム。日本は1点を守る野球。

  ★ イチロー。

メスに好かれるという保証がなければ男の子は生きてはいけないのである。

  ★ 村上龍『69 sixty nine』より。

鍍金を金に通用させようとするせつない工面より、真鍮を真鍮でとおして、真鍮相当の侮蔑を我慢するほうが楽である。

  ★ 夏目漱石『それから』より。

 メディアはいつも同じ道をたどる。世間一般に昔及して一人前になると、発生当初の横紙破りをやめて、常識に媚を売るようになるのだ。テレビもマンガ雑誌も怪獣ドラマもゲームも、皆そうだった。怪獣ゴジラは良き父となり、ロックンロールは人生の応援歌になり、わがパソコンはまんまと「ビジネスマン必携の情報ツール」となりおおせた。
 まったく、更生した不良ほど見事に保守的になりやがる。

  ★ 小田嶋隆『パソコンゲーマーは眠らない』より。

目に望ましく映るものは手に入れ、どのような快楽をも余さず試みた。しかし、私は顧みた。どれもむなしく、風を追うようなことであった。

  ★ 『旧約聖書』「コヘレトの言葉」より。

目に見えたとおりのことが起きているとは限らない。

  ★ 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

「メモらなければ忘れるような発想は所詮たいしたものではない」というのは嘘である。実際。ぼくの「最高の発想」の大半は忘却の彼方にある。

  ★ 山崎浩一『危険な文章講座』より。

メルセデスに乗っていれば確かに安全だろうが、ぶつかった相手が軽自動車だったら、メルセデスは途端に皆殺しのクルマになってしまう。そんなものは、ちっとも社会性を持っているとはいえないわけだ。

  ★ 梶原一明・徳大寺有恒『自動車産業亡国論 ── トヨタ・日産の「正義」は日本の罪』より。

目をあけろ、アリンコ。目をあけて、しかと恐怖を見つめよ。目をつぶれば……おまえのまぶたの裏で、恐怖はわがもの顔で大きくなる。目をあけて、恐怖の正体を見きわめよ。

  ★ 浦沢直樹『20世紀少年』より。

を見つめた時に 嘘がわかって
をそらしたときに 距離がわかった

  ★ チャゲ&飛鳥「指環が泣いた」の歌詩。歌詩は飛鳥涼。

めんどうな仕事は怠け者にまかせろ。簡単に終わらせる方法を見つけてくれる。

  ★ ヘラデの法則。『マーフィーの法則 ── 現代アメリカの知性』より。


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