<今号の名言>集


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赤色のマーク(など)が最終更新分です。










数学オリンピックのようなもので高得点をあげることに情熱を傾けることができるためには、高い「知能」よりもむしろ、「知能」を適度に抑制できるだけのある種の「鈍感さ」が必要なはずである。

  ★ 山下純一「超天才マリリンの警告」より。『あぶない数学』所収。

数学は基本的に戦闘的なものです。

  ★ 森博嗣『臨機応答・変問自在』より。

末ついに 海となるべき山水も しばし木の葉の 下くぐるなり

  ★ 田中角栄。

「好き」と言えない人は、「おいしい!」って言うといいんじゃないかな

  ★ 宝珠山きのこ@mame。twitterより。

好きだ好きだと相手に云うのは、何でも云うことを聞きますから子分にしてくださいと云うようなものではないのだろうか。

  ★ 京極夏彦『塗仏の宴 宴の始末』より。

好きです! 結婚して下さい。

  ★ ふと見かけたレディコミの表紙に書かれていた。

好き同士は悦びとなり片思いは犯罪になる。

  ★ 早川義夫。Webサイト『早川義夫公式サイト』より。

好きな女も嫌いな女もあり、その好きな女にも嫌なところがあって、その興味をもっているすべての女の中で、一番あなたが好きだと云われてこそ、あなたは本当に愛されているんじゃありませんか。

  ★ 夏目漱石。

好きなことだけに心を向けるのは、苦労を嫌がる怠け心である。

  ★ 諺、かな?

好きなだけ、好きなように期待して下さい。

  ★ イチロー。『サンスポ』より。

好きな人ができると、どんな化粧品よりもキレイになりますよね。

  ★ 上沼恵美子。Webサイト『テレビ・ラジオ・芸能1000ネタ大行進』より。

すぐ手を出して相手をどつくのは、間が持てんからです。

  ★ 喜味こいし。

優れた哲学者とは、すでに知られている問題に、新しい答えを出した人ではない。誰もが人生において突き当たる問題に、ある解答を与えた人ではない。これまで誰も、問題があることに気づかなかった領域に、実は問題があることを最初に発見し、最初にそれにこだわり続けた人なのである。

  ★ 永井均『ウィトゲンシュタイン入門』より。

スケジュール手帳が整理された時間の中に雑多な項目を配しているのに対し、システム手帳は整理された空間の中に雑多な時間を配している。どこになにが書いてあるかわからなくなる度合は、手帳そのものではなく、使い手の発想のパターンとの相性によって決まるのである。

  ★ 西岡文彦『編集的発想 ── 「知とイメージ」をレイアウトする』より。

スケジュールをやりくりして、やっとの思いで過疎の村に行くんです。そうすると、こんな村まで来るんだから暇なんだと思っちゃう。……忙しさを説明するのって難しいんですよね。

  ★ 永六輔『一般人名語録』より。

凄い個人がいて、凄い文化は生まれるのだ。

  ★ Webサイト『森博嗣の浮遊工作室』より。

すごい人がすごいのではない。嫌なやつが嫌なのではない。そう感じるのは、自分も同じものを持っているからだ。

  ★ 早川義夫。『朝日新聞』読書面「カジュアル読書ポケットから」「感じる言葉はすうっと入ってくる」より。続きがまたステキだ。
ゆえに、すごいと思う人がすごいのだ。そうでなきゃ、僕は一生ホームランを打てないことになる。

寿司は疑って食べると大変に不味い。

  ★ 小田嶋隆。Web日記「偉愚庵亭日乗」より。

崇神は、オオモノヌシの崇り問題が解決した後で、いまだ「王化に習はざる」遠方の人々を臣従させるため、四人の将軍を任命して、北陸道、東海道、山陽道、山陰道に派遣する。命令は「もし教えを受け入れない者があれば、兵をあげて伐て」である。この四道将軍の活躍によって、周辺の諸国は平定された。また、異国の人々も大勢、朝廷に帰順したという。こうして国が安定すると、崇神は、戸籍の作成や、租税徴収を命ずる。租税徴収と祭祀システムの構築とは不可分な関係にあった。租税はまず神への供物として納められるものだったからである。

  ★ 田中聡『妖怪と怨霊の日本史』より。

スターの思い上がりと言われるかもしれませんがね、昔からのファンというのは、わずらわしいものですよ。

  ★ 永六輔『一般人名語録』より。

ずっと考えてたんですけど……彼への思いは日本語の中にないんですよ。

  ★ 長島千恵。

ずっと昔から……おれは君に嫌われていることを知っていたよ。

  ★ 高橋三千綱『グッドラック』より。別れの言葉。

捨て台詞っていうのは、全部、甘えだと思うよ。

  ★ Webサイト『森博嗣の「浮遊研究室」』より。

棄ててはしまいたいが、棄てられたくはない人というのがいる。

  ★ サミュエル・ジョンソン『Life of Johnson』より。

すでに観光旅行は、メディアで知った景観と現実に体験する風景とのイメージの差異を確認するゲームとなりつつある。

  ★ 西岡文彦『図解発想法 ── 知的ダイアグラムの技術』より。

straightではなくてもまわりみち寄り道というやり方もある。

  ★ 安藤忠雄。◎この人ならではの現代批判の一つ。だが、ここで言っている「straight」とか「まわりみち寄り道」とかいう分類の仕方は単純すぎるですね。

素直になって損した人はいない。素直こそ、自分の宝。

  ★ 輪島功一。

素直によく喋る女の子が急に無口になるのは、言えない言葉を選んで捨ててるからだ。

  ★ 松本隆『微熱少年』より。

すなわち、不幸は、自分が知らない間に、知らない場所で、勝手に育っていって、ある日突然、目の前に現われるという、重要な事実に、である。幸福は、逆だ。幸福は、ベランダにある小さなかわいらしい花の苗だ。あるいは番いのカナリアのひなだ。目に見えて、少しずつ少しずつ成長する。

  ★ 村上龍『69 sixty nine』より。

すばらしい薬がたくさんある。ただ、それにピッタリ合う病気が、まだ見つかっていないだけだ。

  ★ E・キション『ショート・ジョークじゃものたりない』より。

素晴しすぎて発売出来ません。

  ★ 東芝EMI。前後はこうなっている。


スピードは最大のサービスだ。

  ★ 石橋信夫。樋口武男『熱湯経営』より。

すべて味わいは、十分な説明をしないで相手にわからせた時の方が、味が良いものです。

  ★ 桂米朝『落語と私』より。

すべて女は、男よりもずっと物質的なものです。

  ★ トルストイ。

すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

  ★ 日本国憲法第15条第2項。どう名言かというと、2文目。これって、結構凄いことなんだよ、きっと。いや、民主主義では当たり前のことだけど。


全てに言える事ですが、戦場では情報の次にスピードが要求されます。

  ★ Webサイト『探偵ファイル』より。

すべての嬰児は、神がまだ人間に絶望していないというメッセージを携えて生まれてくる。

  ★ ラビンドラナート・タゴール。

すべてのシステムは無限に複雑である(単純に見えるのは、限られた変数だけしか注目していないための錯覚である)

  ★ 応用システム理論の基本公準の4。『マーフィーの法則 ── 現代アメリカの知性』より。カッコ内も原文ママ。

全ての人工物が、注意深く自然の景観を邪魔しないように配慮されている。人間の営みは、ここでは自然の一部として控え目になされている。だから風景が限りなく美しい。日本はもう、この段階を遙かに通り過ぎてしまった。日本列島のどこへいっても、そこはどこかの都市の一部なのだ。

  ★ 島田荘司『暗闇坂の人喰いの木』より。

すべての専門職は、どんな新しいデータでも十分に吸収する時間があればあるほど影響されやすい。

  ★ ロバート・M・ブラムソン『「困った人たち」とのつきあい方』より。

全ての人間の過去が共有されうるような歴史は、今までのところ、想像されることさえ一度もなかったのである。

  ★ 寺山修司『青少年のための自殺学入門』より。

凡ての問いは、発せられた段階で予定調和的に回答を内包しているのです。

  ★ 京極夏彦『鉄鼠の檻』より。

全ての武器を楽器に

  ★ 喜納昌吉。

すべての法則や理論は、もはや疑い得ないと感じられるときですら、暫定的、推測的、仮説的なのです。

  ★ 出所不明。

すべての道がローマに通じるなら、ドン・キホーテよ、でたらめにゆけ。

  ★ あるアナーキスト。戸井田道三『忘れの構造』より。

すべての問題は、現実と理論のギャップに帰着する。したがって、問題の解決には、通常、2通りのアプローチが存在する。現実を変更するか、あるいは、理論を変更するか、そのいずれかだ。

  ★ 森博嗣『有限と微小のパン』より。

すべてをわかりあえぬとき、人は逆算して「愛し合っていないのだ」とか、論理を欠いて「愛し合っていなかった」と判断する。

  ★ デボラ・タネン『「愛があるから…」だけでは伝わらない』より。

スライダーを投げるときは野球をやめるとき。

  ★ 野茂英雄。

すんまへん。ちょっと電話貸してもらえまへんか。
そんなものはない。電話は身勝手で不愉快じゃ。

  ★ さだやす圭『あヽ播磨灘』より。


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