久しぶりに登龍軒に行った。
登龍軒といえば、私が今まで食べた中で一番おいしい酢豚を出す店だ。(「登龍軒の酢豚」とか「登龍軒でオンガク」とか)
何度も書いているが、この店の酢豚の素晴らしいところは豚肉が柔らかいところ。私はこれまで(「高級」と言われるような店もちょっとだけ含めて*^_^*)いろんな店で酢豚を食べたが、こんなに軟らかい肉の酢豚を出すところはない。
私にとっては不思議で仕方ないのだが、たいていの店は肉が固いのだ。きっとこの違いは仕込みの問題なんだと思う。
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酢豚@登龍軒
映画(ビデオ)2本
『麻雀放浪記』と『ヒルコ 妖怪ハンター』を見た。
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そんなんとちゃうねんきっと
数日前に某所に書いたことにちょっと加筆してこちらにも上げておきます。
ある記事について。
加藤和彦さん”遺書”の波紋…「売ろうとかいう呪縛」
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/movie_music/news/20091021/mov0910211622001-n2.htm
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本当の悪趣味を教えてやろうっっ!
こういう店に行くのを悪趣味というのですよ。(^O^)
Yahoo!がやってる、「都道府県別うまいラーメン店 ザ・BEST10」という特集がある。
内容はタイトル通り。読者に評価を投稿してもらってその評価の合計を都道府県別にランキングにするのだと。
このランキング、Yahoo!のPR力の弱さというか動員力の弱さというか、ちょっと知ってる人が見たらすぐにわかる、あり得ないランキングになっている。
「大阪」のには純情屋も入っているのでこう言うのもアレなんだけど、うん、このランキングはないわ。(^^;
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大門の大盤振舞焼。そして……
以前、「オモニと大門、甲乙つけ難し」や「大門のメタボ焼」で紹介した大門。
今回の御紹介は「大盤振舞焼」。
2000円也。(^O^)
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らくだが死んだァ!?
前のエントリのコメント欄で少し話題になった、落語の「らくだ」という演目の話。
全体のストーリーは面倒くさいので「らくだ (落語) – Wikipedia」を読んでもらうとして、これのある一部分の話。
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コンサル趣味
というわけで、最近ラーメンとお好み焼のコンサルの書いた文章を読んだわけなのだけども……。(「Let’s 導入 つけ麺!(加筆アリ)」「お好み焼きの本(1)」「お好み焼きの本(2)」)
若干ジャンルが違うとはいえ同じ飲食業のコンサルということで、根本的な部分では共通する部分が多かろうということは想像がつく。
しかしこういうところまで似てるというのはどうなんだろう……?
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「次の内閣」は確かに公約ではないけども
民主党が鳩山代表体制になった6月に発表した「次の内閣」と、今回決まった大臣・副大臣を比べてみた。
バックがピンク色になってるのが実際の鳩山内閣の布陣。
赤文字が「次の内閣」と同一人事。
青文字が「次の内閣」に入っていたが別人事となった人物。
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大阪のつけ麺店の魁
『ラーメン店繁盛BOOK 第8集』(旭屋出版MOOK)という本に、北島秀一氏というフードライターが「全国のラーメン店に見る つけ麺の可能性」という記事を寄せている。
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ウチのラーメンには「無化調」が入っています
最近、いい新店に巡り会ってない。
うまい店を再訪することはよくあるけども、一度書いたら次からはその繰り返しになるだけだから、再訪以降の店はよほどのことがないと面白くないから新たに書く気にならない。(最近のいくつかの店の新メニューについては何か書くかもしれないけど……)
で、今回もまたネガティブな評価の話になって申し訳ない。
これは別に私がことさらに「辛口」とかいうわけじゃなく、たまたまあまりいい評価ではない新店が重なったと思っていただけたら。
……ただ、ほめる店はやっぱりほめとかなくちゃいけないとは思ってるんだ。ネガティブ評価だけなら誰でもできるわけで。
よくあるよね。人の好みにケチだけつけて、「だったらアンタのオススメは?」って聞かれて何も答えないってパターン。自分の方がケチつけられるのが嫌だから。
そういうのは嫌なので、ほめる店もちゃんと書こうとは思ってる。
ただ、今回はネガティブ。勘弁して。m(_ _)m
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自重しない化調
現在、化学調味料について黒猫亭さんのところでお話ししている。
(参考)
・アイドルのエッチと、ラーメンのうま味(当ブログ)
・短絡的なのはどっち?(当ブログ)
黒猫亭さんのところの議論はなかなか面白い展開になってきたのだが、現時点で私はまだ考えがまとまらず、少し考えようかなという段階。
長い話をしてきているので、興味があって、長文を読む根性のある人(^O^)は、覗いてみてください。
これまでとは少し違う化学調味料論議になってると思う。
ラーメンを語ろうとすれば化調の問題はどうしてもついて回るのだけども、これまであまり化調論議はされてなかったように思う。それはどうしても感情や「べき論」のような空中戦になりがちで、「肯定|否定」といった二分法的な陣営を形成してきた。この「議論」をあからさまに表現すれば、
「化学調味料づけの舌で味なんて語るなよ/そんな不健康なもの!」
「外食なんてどんなもんでも入ってるよバーカ/自然食だけ食ってろ」
みたいな、お互い(そう、お互い)理性的な議論ができない状態だったからだ。
だから化学調味料の議論は↑だけで終わってしまう。
これは80年代後半に『美味しんぼ』が化学調味料のことを「ラーメンの恥部」と言って以来なのか、あるいはそれ以前からこういう問題意識があったのかは知らないが、このマンガが大きな影響を与えたのは間違いないだろう。
『美味しんぼ』38巻「ラーメン戦争」より
少なくともラーメンと化学調味料についての議論は、それ以来まったく深化しなかったのではなかろうか。
実際、「アイドルのエッチと、ラーメンのうま味」に貼られるリンク(今でもよく2chに貼られてる)のほぼすべてがその観点からのものだ。
まぁあんまり大きなことを言うつもりはないのだけども、そういうのとは違う議論をしたいなと思って。
これ読んでるラーメンブロガーさんやラーメン店さんとかも、御意見があれば書き込んでいただければ嬉しい。
Let’s 導入 つけ麺!(加筆アリ)
で、コンサルの話。
いろいろあるのだけれど、今回は「つけ麺の導入法」について。
先日、「関西ラーメン産業展2009」に行ったら、今年もコンサルがたくさんブースを出していた。
その中に、以前「つけ麺維新でつけ麺バブル」というエントリで紹介したDMを制作したコンサルもブースを出していた。
ラーメン・うどん・そば・スパゲッティなど、麺類に特化したコンサルだそうだ。
で、ラーメン業界といえば今はつけ麺ってことらしく、やたらつけ麺を押している。「業界初のつけ麺コンサル」だと。
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Screams From The Grave
タイトルは知ってる人もなかなかいないアメリカのABATTOIRというバンドの曲タイトルなんだけども、そんなことは本題とあまり関係ない。(^O^)
雨後のタケノコのようにポコポコと出来、あっという間に消えていったラーメンコンプレックス。
例によって書類整理で出てきたので資料としてご紹介。(^O^)
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Show Me The Way(大幅加筆)
『開業法・味づくり・経営のラーメンQ&Aブック―有名店主が答える』(旭屋出版MOOK)という本がある。
『開業法・味づくり・経営のラーメンQ&Aブック―有名店主が答える』(旭屋出版MOOK)
長ったらしいタイトルどおり、ラーメン店の開業法・味づくり・経営についての質問に有名店主が答えるという体裁の本。つまりラーメン店開業予定者・既開業者を読者に想定している。
回答している店主はかなり豪華で、もちろんほとんどが関東の店だけども、それでも私ですら知っている名前が沢山ある。山岸一雄(東池袋大勝軒)をはじめ佐野実(支那そばや)、中村栄利(中村屋)、嶋﨑順一(69’N’ROLL ONE)、三田遼生(六厘舎)、河原成美(博多一風堂)……。
関西の店は3店で、橘和良(カドヤ食堂)、庄司忠臣(麺哲)、松原龍司(龍旗信)。
※敬称略
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