というわけで、最近ラーメンとお好み焼のコンサルの書いた文章を読んだわけなのだけども……。(「Let’s 導入 つけ麺!(加筆アリ)」「お好み焼きの本(1)」「お好み焼きの本(2)」)
若干ジャンルが違うとはいえ同じ飲食業のコンサルということで、根本的な部分では共通する部分が多かろうということは想像がつく。
しかしこういうところまで似てるというのはどうなんだろう……?
ラーメン屋
お好み焼屋
お好み焼屋のことはよくわからないけども、ラーメン屋に関していえば確かに数年前からこういう体裁の看板の店がイヤに増えたと感じていた。私は勝手に「ネオ和風」と呼んでいた忌み嫌っていた。(^O^) だって、経験的においしくない店が多いんだもん。って、……そうか、そういうことかリリス。全部お前たちのシワザだったのか。
こういう看板の店はチェーン店っぽい店が多く、豚骨、特に関西ライト豚骨というか、軽めの豚骨ラーメンの店が多かった。そしてこのスープが一番「ラーメン」っぽさが出て、原価が安くて安定した味にできて御飯と一緒に食べてもらえて……というロードサイド店に合っている。いやまあこれまでの経験からの漠然としたイメージだけどね。(最近は増えすぎていろいろある)
それぞれ全然違うコンサルさんなのに、出来上がる看板や貼紙がほとんど同じというのは興味深い。
つまりはこれが「売れる看板/貼紙」ということなんだろう。
前述通り、私はこの手の看板や貼紙をむしろ「ダメ店」フラグと感じているのだけども、このコンサルは「繁盛店のPOP」として紹介している。そしてこれを導入する店も少なからず。この辺りがラヲタと非ラヲタとの違いなのだろうか。きっとそうなんだろうな。<ならいいじゃん。(^O^) <そうか
なお、ラーメンコンサルのいう「繁盛店4つのPOP法則」は以下の通り。
- 見やすい位置に貼る
店頭では日本人男性の身長に合わせ床から153cmの場所に「目に訴える」ものを、カウンターやテーブルには「読ませるPOP」を。 - おいしさを視覚的に伝える
「目に訴えるPOP」は写真の場合は鮮明さと迫力、絵の場合は勢いと味がポイント。 - 分かりやすい言葉で表現する
「読ませるPOP」はおいしくて健康によいということを言葉でわかりやすく説明することが再来店率に大きな影響を与える。それはお客さま言葉でわかりやすいように。「多加水熟成」ではなく「当店の麺は、○○小麦に、通常の1.3倍もの○○水を加えて、○○時間じっくり熟成させた『多加水熟成』を使用しております」。 - 自店の雰囲気を崩さない
POPを貼ることで店の雰囲気を崩してしまえば逆効果。
……まあいろいろ突っ込みたいところはあるけどね。(^^;
まあしかし、具体性こそが客に訴えるというのは真理だと思う。
突然食いたくなったものリスト:
- マックフルーリーガトーマロン
本日のBGM:
別れ話は最後に /SOUTHERN ALL STARS
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