自重しない化調

 現在、化学調味料について黒猫亭さんのところでお話ししている。

ラーメンだって作っちゃう(笑)

Do you know MSG?

(参考)
アイドルのエッチと、ラーメンのうま味(当ブログ)
短絡的なのはどっち?(当ブログ)

 黒猫亭さんのところの議論はなかなか面白い展開になってきたのだが、現時点で私はまだ考えがまとまらず、少し考えようかなという段階。

 長い話をしてきているので、興味があって、長文を読む根性のある人(^O^)は、覗いてみてください。
 これまでとは少し違う化学調味料論議になってると思う。

 ラーメンを語ろうとすれば化調の問題はどうしてもついて回るのだけども、これまであまり化調論議はされてなかったように思う。それはどうしても感情や「べき論」のような空中戦になりがちで、「肯定|否定」といった二分法的な陣営を形成してきた。この「議論」をあからさまに表現すれば、

「化学調味料づけの舌で味なんて語るなよ/そんな不健康なもの!」
「外食なんてどんなもんでも入ってるよバーカ/自然食だけ食ってろ」

 みたいな、お互い(そう、お互い)理性的な議論ができない状態だったからだ。
 だから化学調味料の議論は↑だけで終わってしまう。

 これは80年代後半に『美味しんぼ』が化学調味料のことを「ラーメンの恥部」と言って以来なのか、あるいはそれ以前からこういう問題意識があったのかは知らないが、このマンガが大きな影響を与えたのは間違いないだろう。


『美味しんぼ』38巻「ラーメン戦争」より

 少なくともラーメンと化学調味料についての議論は、それ以来まったく深化しなかったのではなかろうか。

 実際、「アイドルのエッチと、ラーメンのうま味」に貼られるリンク(今でもよく2chに貼られてる)のほぼすべてがその観点からのものだ。

 まぁあんまり大きなことを言うつもりはないのだけども、そういうのとは違う議論をしたいなと思って。

 これ読んでるラーメンブロガーさんやラーメン店さんとかも、御意見があれば書き込んでいただければ嬉しい。


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