プラリペアとは、プラスチックの補修材。
「合成樹脂のパウダーと専用リキッドを混合し重合硬化させる補修剤」だと、説明にはある。
「各種素材に化学結合あるいは付着接着するので、接着材料、充填材料、造形材料、絶縁材料として利用できます」と。
接着もできるし、穴埋めとかにも使える。使いようによってはプラスチックパーツまで作ることができるわけだ。素晴らしい。
これをたまたまネットで見つけて、案外安かったので買ってみた。
プラリペア
特に目的があったわけではないのだが、たまたまクローゼットのネクタイとかを掛けるプラスチック部分が折れてしまっていた(つかまって体重をかけてしまった)ので、これを補修することにした。
ちなみにこれは最初、セメダイン 超多用途 スーパーX クリアでくっつけた。
スーパーXは素晴らしくて、マグカップの折れた取っ手をセメダイン 超多用途 スーパーX ホワイトで補修したら、次に乱暴に扱ったら接着部分とは別の部分が折れたというくらい、強力な接着力だ。
なのでこれもセメダイン 超多用途 スーパーX クリアでちゃんとくっついた。
ところが間抜けなことにもう一度同じことをしてしまい、またこの部分から折れてしまった。折れるまでかなり耐えたので、やっぱりこの接着剤は凄いと思ったのだけど。
ところがその時にはもうスーパーXは切らしてしまっていたので、折れたまま数ヶ月、放置していた。
で、ちょっと前に工作した時に買った、コニシ ウルトラ多用途SUクリヤーを使ってみた。
しかし残念ながら、これではうまく接着できなかった。
なのでまた折れたまま放置。
……という経緯がある。
今回、こいつをこのプラリペアで補修してみようと。
プラリペアの基本的な使い方は、この↓サイトにある。
・造形補修剤プラリペアのサイト!
このサイトにある使い方動画がこれ↓。
実は私はヘタクソで(^^;、ここでいう「ニードル法」ではうまくできなかったので「ふりかけ法」でやってみた。
こんな感じで折れている
図にするとこんな↓感じ。
左の図は、正面?というか、90度横から見た図。少し欠けている
折れた部分はぴったり合わさって、これまで接着剤を使った時はいい感じだったのだけど、今回はプラリペアがたくさん使えるように、削ることにした。
こういう感じで削る
実際に削ったのがこれ↓。
削って合わせてみたところ。両方をセロテープで留めているのは固定の意味と、プラリペアの粉がこぼれないように。手前の欠けている部分の裏にもセロテープが貼ってある
この削った部分と、欠けてる部分に粉を置いていく。
耳かき(割り箸で作った)で……
削った部分(図の青い部分)に粉を置く。欠けていた部分にも(下にセロテープで底を作って)多めに置いた
ここに液剤をかける。
最初湿るが、しばらくすると乾いて硬化する。
意外と少なかったので、何度か重ねた。
硬化したらセロテープをはずす
思っていた以上にしっかりした接着具合。\(^O^)/
元々あったところに収めた
本当の接着効果は次に折れてみないとわからないのでまだ何とも言えないが、感触としてはなかなかいい感じ。
何がいいって、効果後の硬さ、欠けている部分を埋めるのにも使える。
実はこのプラリペア用に「型取り君」という、パーツなどの型を取ることができる樹脂も用意されている。これで型を取って、プラリペアで固めたらちょっと壊れてしまったプラスチックパーツがまた使えてしまうという。
これはほんと、素晴らしい。
よくビデオデッキの操作パネルのカバーとか、端っこの棒になったところが折れてしまってカバーなしになっちゃうけど、これがあればきっと大丈夫。
あるいは小さなエンブレムくらいなら複製できるだろう。
補修だけではなくいろんな場面で出番がありそうで、ほんと面白そうだ。
いいものを買った。\(^O^)/
突然食いたくなったものリスト:
- どん兵衛と、残り汁にコンビニおにぎり突っ込んだやつ
本日のBGM:
Do They Know It’s Christmas? /BAND AID
今のワカイコに話を聞くと、「We Are The World」は知っててもこっちは知らないらしい。曲としても私はこっちの方が好きだったなあ。
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