東西どん兵衛食べ比べ(天ぷらそば編)と全国統計

 先日やった「東西どん兵衛食べ比べ」の二番煎じで、どん兵衛天ぷらそばの食べ比べもやってみた。
 私はどん兵衛といえばうどんばかりでそばはほとんど食べることがないのだけど、その分ちょうどいい機会だからと喜んで2種類買ってきた。



左が西日本版、右が東日本版。

 なお、今回買った商品の生産工場は西日本版が下関工場、東日本版が関東工場。


開けてみた。

 やはりスープのパックは色分けされている。西日本版がピンクで東日本版が緑。
 ちなみにうどんは西日本版が赤で東日本版が青だった。


スープと天ぷらを取り出した。

 麺の色から若干違う気もしないでもない。気のせいかも。ひょっとしたら小麦粉とそば粉の割合が違うのかもしれないなあ。ただし少なくとも原材料の表記、順番は同じ。


できあがった麺をほぐして天ぷらを載せた。

 天ぷらはおそらく西日本版も東日本版も同じものを使っている。

 あ、スープの粉を撮影するのを忘れた……。><

 ダシの色は実際のところどうなのか知らないが、見る限り、色の濃さはうどんほどには違わないという印象だった。


確かに西日本の方が少し薄く見える。

 あるいはこれは麺の色が印象に影響しているのかもしれない。違うことは違う。

 そしてそのせいか、味の方もうどんほどの差があるとも思えなかった。あるいはこれも麺の違いによるものかもしれない。


うどんの時ほどあからさまには違わない。

 お湯を入れてからの待ち時間はうどんが5分なのに対してそばは3分。麺がうどんに比べて細いし、当然、うどんよりは伸びやすい。
 細麺で、「あとのせサクサク」の天ぷらも、やっぱり初めの方に入れてふやかせて食べればよかったかなあと思った。これは私の好みの話。
 よく考えてみればどん兵衛はうどんもそばも油揚げ麺であるし、そこに油で揚げたお揚げさん(きつね)やかき揚げ(天ぷら)が乗っかってるんだから、ほんと、油揚げ&お湯の食べ物なんだねえ。

 私自身は天ぷらそばに関しては、だしは東日本版の方がやや合う気がする。
 ただ、どちらもそれほど好きじゃない。(^O^) やっぱりどん兵衛はうどんの方がいいな。

 うちのポットはお湯の温度を98℃と90℃に設定できるのだが、今回のどん兵衛そばでは98℃に設定してしまった。待ち時間3分で、しかも細麺だから食べる時にはまだ熱くて、正直あまりちゃんと味わえなかったと思う。98℃に設定するなら待ち時間5分のうどんの方だろう。こういうところもちゃんと調整せんといかんなあと思った。

 さてしかし、うどん食べ比べの二番煎じのエントリだけでお茶を濁していては仕方がないわけで、今回はちょっとした趣向を取り入れてみた。

 きつねうどんの時も書いたが、この「食べ比べ」は、日清食品が11月に全国で行ったキャンペーンで、この期間中は全国に東日本版と西日本版のどん兵衛が出荷された。
 そしてその上で、こちらのサイト(どん兵衛東西人気投票)でどちらが好きか、食べ比べ投票ができるようになっている。

 投票結果はリアルタイムで更新されていて、現在も続いている。
 地方別、年代別、性別別の結果を見ることもできてなかなか興味深い。

 まだ終わってはいないもののこれから結果がさほど大きく変動することはないだろうと考えて、2011/12/22朝に結果を拾ってみた。
(いや実は今でも全国値で1日に1くらいは平気で変動するので、案外累積の投票数は少ないのかもしれない)

 この時点(2011/12/22朝)で、全国・全年齢・全性別では、以下のような結果が出ている。
 

うどん そば
西日本版:東日本版 74:26 46:54

 
 で、その地域別の結果を日本地図に色分けして表示した(全年齢・全性別)。
 公式サイトが西日本版を■東日本版を■という色で分けているのでこれもそれに準じた。
 西日本版の支持が非常に大きい地域は、東日本版の支持が非常に大きい地域はの濃い色になっている。50%前後の場合は白。

 こう塗り分けてみると、なかなか面白いことがわかる。


どん兵衛東西人気投票」より(2011/12/22朝)

 なんと、うどんに関しては東日本版をはっきり好んでいる地域がない。
 この色分けでは44%~56%の支持は白にしたので、「半分以上の支持は得ているものの、56%以下」というところには色がついていない。確かに僅差で「過半数以上」を取っているところもあるけれど、その程度であれば「こちらの方が支持されている」とはっきり言い切れるほどの差ではないだろう。
 逆に西日本地域では、西日本版うどんが圧倒的な支持率を得ている(ほとんどすべてが81%~100%内)。
 のみならず、中部、関東でも西日本版の支持の方が高い。

 これは『パタリロ!』で書かれている、
関東の物が関西で受けるかどうかわかりませんが、関西のうどんを関東で売りだしたら結構いい線いくんじゃないでしょうか
 という言葉と一致する結果でもある(とはいえ魔夜峰央の出身地・新潟では支持は拮抗しているのだけども。(^O^))。

 次は、そば。


どん兵衛東西人気投票」より(2011/12/22朝)

 こちらはこちらでかなりはっきりした結果が出ている。
 全国的に、好みの重心が少し東日本版側に移動したという感じだろうか。うどんでは軒並み81%~100%だった西日本版の支持率が全体的に落ちて、69%~80%、あるいはその下の57%~68%になっている。うどんと違って西日本版そばが81%~100%の圧倒的支持を得ている地域はない。

 そしてフォッサマグナの緩衝地帯があり(^O^)、東日本版そば支持に切り替わる。こちらになると81%~100%という「圧倒的支持」の地域もある。また、「緩衝地帯」以東は57%~68%という比較的低い支持率の地帯がなく、69%~80%と81%~100%という高支持率地域のみとなっているところからも、東日本地域で東日本版そばが確固たる支持を得ていることがわかる。(なお、図からはわかりにくいけれど沖縄も西日本版そばと東日本版そばの支持率がほぼ拮抗している白色の地域)

 ひょっとしたら中部から関東にかけては、だしの味そのものに絶対的な好みがあるわけではなく、「うどんには昆布が効いただし、そばにはカツオが効いただし」と使い分けているのかもしれない。
 私たちはつい「そば・うどん」と一括りにすることに慣れてしまっているけれど、本来うどんとそばは麺として違うものなのだから、単に「入ってる麺が入れ替わるだけ(だしの好みに影響はない)」なんて考えてもいけないのだろうな。

 しかし西日本地域の人の西日本版びいきは凄い。うどんでもそばでもかなり強い傾向だ。
 そばの好みでの富山・岐阜・愛知の「緩衝地帯」の存在も、かなり面白い。

 なおこの結果からは、うどん/そばの中で西日本版と東日本版のどちらが好みかということはわかるが、うどんとそばのどちらが好みかということはわからない。

 まあわかってもカップ麺のことなのだけども(^O^)、面白い統計をネットで見つけたので御紹介しておく。

そば vs うどん全国比較(とどラン)

 うどん店:そば店の比率を都道府県で色分けしたもの。

 香川県はやっぱりうどん県だった。
 京都府はうどん店よりそば店の方が多いってのは意外だなあ。
 どん兵衛うどんのところでもそうだったけども、どうも山梨県は周りの地域と少し違った好みを持っているようだ。

突然食いたくなったものリスト:

  • 魚肉ソーセージのサンドイッチ

本日のBGM:
いっさいがっさい /奥村愛子





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