菊池誠さんがたまに(^O^)シリーズで行うサイエンスカフェ『かわいい物理』が帰ってきた。
以前の『かわいい物理』にもよく参加していたが、会場のworkroom自体が淀屋橋から本町に移転したため、少し迷ってしまった。prz ←しかし菊池さんも……。
今年の日程は以下の通り。
09月16日(木)第1回 振り子とカオス
10月21日(木)第2回 波と音
11月18日(木)第3回 光
12月16日(木)第4回 クリスマス実験 2011年
01月20日(木)第5回 相対性理論
02月17日(木)第6回 量子力学
すべて19:00~21:00。会場はworkroom*A。詳しくは↓へ。
⇒文系のための物理学講座「かわいい物理」
で、私は2010/09/16に開かれた第1回「振り子とカオス」に参加した。その時、録画もした。独り占めにするのは忍びないのでその時の模様をご紹介しよう。
#許可は出てるけど、もちろん公式ではないのでよろしく。
撮影に使ったデジカメのモニター液晶が壊れていたため、どう映ってるか確認しながら撮れなかった。勘を頼りにやってみたが、後でPCで確認したらやっぱり見苦しいアングルがたくさんあった。prz
画面も暗い。しかしこれはこれでアヤシイ雰囲気っぽくていいかも。(^O^)
音声もあまりよくないので聞こえにくいところは字幕を入れようとやってみたのだけれど、Windows Movie Makerには荷が重すぎて(字幕ずれが起きる)あっさり諦めた。申し訳ないが聞き取りにくいところは想像力で補ってください。
YouTubeの時間制限が10分までと勘違いしてた(ほんとは15分)ので9つにもなってしまった。
1/9だけ字幕が入っててそれ以降入ってないのはサボったわけじゃなく、何故か字幕ずれが起こったので断念したのだった……。prz
で、この後みんなで作った二重振り子がこれ。
二重振り子完成品
材料は、
●アイスの棒:3本(「アイススティック」という名でハンズで売ってる)
●ストロー:1本
●竹串:1本
●長いネジとナット:各1個
▲木工用ボンド
▲瞬間接着剤(ナットが動かないように固定する)
▲ペンチ・ハサミ(竹串、ストローを切る)
▲ドリル(アイスの棒の穴開け)
作り方は以下の通り。寸法とかは適当にね。
二重振り子作り方
注意点は、(3)図で、Bを貫通しているストローが両側のAに干渉しないようにすること。干渉するとBの振り子が回らなくなる。
瞬間接着剤はナットをネジに固定するために使う。他には使わない。
【追記】
実際にこれ見て作った人の話を聞いたので、注意点を追加しときます。
・(3)のA材2本の幅(つまり竹串の長さ)は実際に作ったものは25mmくらい。もう少し短くしてスリムなものを作りたくなる衝動にも駆られるが、ここはこのくらい幅を持たせないと、完成して使う時にB材がぐらついてA材に当たってしまう。もちろん精度を上げればぐらつきは減るわけだけど、まあこういう工作なので。
・上図で「ボンド」と書いているところにも瞬間接着剤を使って時間を短縮したくなる気持ちはわかるが、案外形が歪んでしまうものなので、修正が効くように木工用ボンドを使った方がいい。
【追記おわり】
遊ぶ時はネジの部分を持ってぐるんぐるんやるのだ(上記完成写真のように持つ)。
第1回のテーマは「振り子とカオス」です。
最後には二重振り子の工作の時間もあり楽しかったです。
第2回は2010年10月21日(木)「波と音」です。
・文系のための物理学講座「かわいい物理」
http://www.workroom.co.jp/wra/program/index.html#butsuri
・kikulog
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/
【追記】
今回工作した二重振り子の動画っす。他ならぬ菊池さんがアップしたもの。
【追記】
9/9に登場する二重振り子のシミュレーション。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/applet/double_pendulum/
この2つはほぼ同じ条件でスタートするが、そのほんの少しの違いがもとで途中から全く違う動きをするようになる。つまり、初期値のほんっっの少しの違いが、時が経つにつれて非常に大きな違いになってしまうということ。
確かに物体は与えられた初期値によってどう運動するかは決定されている。しかしその初期値のほんの小さな違いまで調べきれないので予測不能。
運動は未来永劫まで決定されているが、予測不能。これがカオス。素敵。
突然食いたくなったものリスト:
- イチゴショートケーキ
本日のBGM:
ラジオスターの悲劇 /hi-posi
最近のコメント