「マカロニほうれん荘展」で見つけた謎

 ずいぶん前(もう8年前になるのか)に「セーラー服と日本刀」というエントリを上げた。

 今では陳腐化すらしている、「女子高生と日本刀」という組み合わせはいつごろから出てきたんだろう?という話で、ここで、最初とは言えないが「女子高生と日本刀」の組み合わせが現れたほぼ最初期と考えられる、『マカロニほうれん荘』の扉絵を紹介した。


『マカロニほうれん荘』
「センチメンタルサーカス!!」

 これね。

 私はリアルタムのファンではないけれど『マカロニほうれん荘』が大好きで、作者鴨川つばめのセンスを考えればこの先進性とポップさは「さもありなん」という感じだった。(イラストの美しさや精緻さ、ポップで言えば、私の中では鳥山明と双璧)

 で、その大好きな『マカロニほうれん荘』の原画展が大阪で行われていたので行ってきた。行けてよかった。

<情報解禁:7月6日午前11時> 伝説のギャグ漫画の原画展「マカロニほうれん荘展」が 8月4日から8月26日の期間、大阪「あべのand」にて開催!

マカロニほうれん荘展 in 大阪 @macaroniisrock(公式アカウント)

 本当に楽しんだのだけど、まあ全貌はいろんな人が上げているからそれを見ていただければいい(投げやり(^^;; でもほんと、いろんな人が上げてるから)。
 70年代の作品なので来場している人の年齢層は高かったが、みんな本当に楽しそうで、嬉々として写真を撮っている人(撮影OKだった)、笑顔でじーっと1枚の絵に見入っている人……などを見ると、この作品に(自分以外の)どれだけ多くの人が魅了されていたのかと、「同志」をこれだけたくさん発見できたことだけでもよかった。私はリアルタイム世代でなく、周りの人間もこの作品をちゃんと読んでいる人はいなかったのだ。(^O^)

 印象に残ったのはやはりこの作品のスピード感(勢い)と、作者のミリタリー趣味、ロック趣味の絶妙な融合とポップセンス。ほんとに魅了される。
 そしてホワイト修正がほとんどないことの凄さだった。
 
 しかも鴨川つばめはアシスタントを入れることなく、1人でこれを描き上げていたという。
 
 何なんだこの神がかり方は……。
 


 
 で、話は戻って「セーラー服と日本刀」ですよ。

 以前にそういう話を書いたので、やっぱりこの「センチメンタルサーカス!!」の扉絵は気になってた。

 するとなんと、この扉絵が、『少年チャンピオン』掲載時のものと原画の両方とも展示されていたのだ(このエントリー前半↑に掲げたのはコミックスに掲載されているもの)。

 これは嬉しい。

 まじまじと見つめちゃうよね。(^^;;

 作品をじーっと眺めていると(女の子がパンツ見せてる絵をじーっと見つめているというのもアレなんだけど(^^;; )、1つ、これまで知らなかったことに気がついた。
 大した発見のような、大したことのない発見のような、よくわからないが(^^;;、私にとっては大発見(^O^)だったので、それをここに上げておこうと思ってこのエントリを書いたというわけ。


「センチメンタルサーカス!!」扉絵
『少年チャンピオン』掲載時のもの


「センチメンタルサーカス!!」扉絵
原画

 手が映り込んでしまって申し訳ないm(_ _)m

 コミックス掲載時の白黒の扉絵と、少し違っているのがわかるだろうか。カラー/白黒の話ではなく。

 もう一度コミックス掲載時の扉絵も並べてみよう。


「センチメンタルサーカス!!」扉絵
コミックス掲載時

 どうだろう?

 後ろの水玉?の数が違うんだ。

 そしてよく見ると、この水玉には文字が書かれている。


うしろの水玉のアップ(原画)

 「お」「と」「な」「な」「ん」「か」「き」「ら」「い」「だ」「よ」

 「おとななんかきらいだよ」

 原画に存在するこの文字入り水玉は『少年チャンピオン』連載掲載時のものでもちゃんと確認できる。
 これがなぜか、コミックス版では消されている。


コミックス版

 どうしてなんだろう?

 文字を消すのも、水玉の数を減らすのも、意味がわからない。
 白黒だからわかりにくいと判断したんだろうか。明らかに、意志を持って消されている。

 これは謎だ。

 ぜひ答えを知りたいなあ。

突然食いたくなったものリスト:

  • 焼きそばパン

本日のBGM:
BLAST!(ももいろクローバーZカバー/夏Sライブ) /たこやきレインボー
とてもよかった。歌はまだまだだしもちろん未熟なところはたくさんあるのだけれど、目指しているものが見えていたのが良かった。そして一番最後の決めポーズが素晴らしすぎる。





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