『報道ステーション』でCMを打っている『通販生活』という通販雑誌がある。
カタログハウスという会社が出している。
この会社は昔、ルームランナーで成功した会社で、その後、「小林克也のアメリ缶」という英語教材でもヒットを飛ばしている。
身近には売られていない優れた商品を消費者に推薦するというのが基本方針で、安値を売りにすることはない。扱う商品のジャンル電化製品、日用品、衣料品、食料品などと幅広い。環境問題にも力を入れており、可能な限り環境への負荷が少ない商品を取り扱うとしている。資源の有効活用のため、購入者が商品を長く使えるように、手入れの方法や修理への出し方を販売後1年目で通知し、メーカーによる修理が出来なくなっても有料で修理部門が修理を行えるようになっている。
ひとつのジャンルの商品を多く列挙する一般的な通販カタログ誌とは異なり、ひとつのジャンルにつき一品の紹介である。これは良い商品を厳選して消費者に薦めるためで、また商品の検査や購入後のサポート、商品の紹介をよりよく行うためとしている。 |
『通販生活』はそこが出している通販雑誌。
通販とは関係のないことに割く紙面が非常に大きい。
社長自身は社民党支持者であり、その影響からか政治性のある特集を組むことも多い。例えば2011年、『報道ステーション』で流すはずのCMがテレビ朝日から放映拒否されたというのが話題になった。
が、それはここでは関係がない。(^O^)
『通販生活』には遊びの記事も多く、これまでその記事だけで単行本が出されたりしている。
例えば『通販生活ネコマンガ』とか。(ネコの写真にフキダシをつけてる)
これはこれで、社長がネコ好きだからというかわいらしい理由だそうだ。
で、こういう流れの記事の中に、「珍発明」「珍道具」というのがある。
80~90年代にやってたのだと思う。
バカバカしい「珍」発明を実際に作って写真にしてしまうというもので、これがなかなか面白かった。
今だったらネットもフォトショップもあるから楽だけど、そんなものなくても楽しめたんだよね、当時だって。
今回はこの中から、いくつか気に入ったやつを紹介したい。
なお、次回は「珍道具」の中からラーメン関係のものを紹介する予定。
私のお気に入りはこれ。
眠気防止注目壁掛け
これはなかなか気持ち悪い。(^O^)
こんなに目がなくても、1つでもかなり効果あるかもしれない。
1つ目タイタンと百目タイタンのどっちが恐いかって話か(違う)。
もう1つ気に入ってるのがこれ。
背中かき用Tシャツ
これは便利やで。(^O^)
もうなんか、将来、スマホでこんなのできそうな気さえしてしまう。
成金ガマ口
気は心というか、貧乏長屋というか。
しかし財布のお札が「両側の鏡に映って」というところがますます貧乏くさくてヨイ。(^^;; 片側にしか映らんだろうよ。
間違ってお尻のポケットに入れてバリッ!!となったらこれまたいたたまれないね。
永久腕時計
これは珍道具ではあるけど、時計の原点でもあるよね。
時計がどうして右回りになったかといえば、日時計の陰の回り方だという。
これ、アレを思い出すよね。ほら、アレ。
5年ほど前、iPadが登場した時に話題になったあれですよ。
あれれれ覚えてないんですかダンナ。ネット民は薄情だなあ。
そう、iDishですよ。
iPadをお皿にして料理を食べればリッチな気分!ってやつ。(^O^)
・さあ、iDishのある生活をはじめよう。(しーなねこのブログ)
iDish。(^O^)
写真借りた
iDishの原点は、20年以上前の、ここにあったんですな(ウソ)。
アナログ/デジタルの違いはあれ、考えるバカは時代を超えて同じってことで。(^O^)
使うものは変わっても時代を超えて、という意味ではこういうの↓もある。
自分撮影カメラ
これ、そのまんま今の自撮り棒なんだよなあ。
当時はあまり「自撮り」という文化はなく、それをやろうと思えば普通に他人にカメラを渡してシャッターを押してもらうか三脚を用意してセルフタイマーで撮るしかなかった。
もちろん当時はスマホはおろかデジカメもなく、カメラはフィルムカメラで、その中でコンパクトものいってもこの大きさだった。シャッターリモコンもないので遠隔でシャッターを切るにはこんな感じでレリーズを引き延ばして使うしかなかった。そんな当時、この自撮り棒は実用性のない「珍道具」に分類されたというわけだ。
これが20年後には女子高生が普通に持ち歩く道具になるとはね。
念のため:もちろん『通販生活』でこういう道具が売られていたわけではないよ。あくまでもこれはパロディとしての企画。ってまあ、書かなくても判るだろうけど。
突然食いたくなったものリスト:
- 南蛮亭のチャーハン
本日のBGM:
ウェディング・ベル /シュガー
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