カセットテープのテープ切れを修理してみた

 最近、カセットテープ音源のmp3化をしてるって話を書いたけども。

 もう何年も再生してなかった古いカセットテープの中には、巻き戻しや早送りのようなテープに負担が強い作業をすると、テープが切れちゃうのもある。
 どうやらリーダーテープと記録テープの継ぎ目が弱いみたい。

 今回も、来た。

 巻き戻しがなかなか終わらないと思ったら、案の定、終わりもなくひたすら巻き戻し続けている。(安物のラジカセの巻き戻し/早送りは、テープが巻き上がった時の衝撃で終了するようになっている)

 というわけで、久しぶりに修理してみた。

 昔は修理キットみたいなのがあって、修理用の接着テープもそれ用で、ハサミとかピンセットも帯磁しないようにプラスチック製のものがあったけど、今はそんなもんない。

 というわけで、かなり簡易的な直し方。
 普通のハサミとセロハンテープを使った。

 きっとこうことをしたことがあるナウなヤング(^O^)は減ってるんだろうなあ。
 というか、今何歳くらいの人までがこういうことやったことあるんだろう?

 やったことのない人の参考になればいいが。
(でも結構乱暴なので、ちゃんとした保存をしたい人は違うサイトを参考にするべきだと思う)



あらら切れてるよ

 カセットテープを分解するにはネジを外す。どのカセットテープでも、ネジは4隅と真ん中の計5本。ネジは小さいからなくさないように。なくしても1~2本くらいなら大丈夫。もっとなくしちゃったら別のカセットから1本ずつ取ってくればいい。(^O^) ネジの形も各社共通。

 カバーを外すとリールが出てくる。



120分テープは薄いので切れやすいんだよね。これは違うけど

 見事に切れてますな。

 切れてるテープは、



 こういう感じで合わせて、テープで記録面の裏側から貼り付ける。(セロハンテープをこの大きさにハサミで切ればいい)

なお、これが記録テープと記録テープとの接合の場合は



という感じで、斜めに切ればいいと昔教わった。





 接合する時、テープが遊ばないように固定するにはポストイットが便利。




 で、くっつけてテープを元の軌道に戻して、カバーをする。




 ビデオテープとは違ってテープが細いから気をつけろッ!

 修理した部分は将来必ずトラブルの元となるので、すぐmp3化。

 もちょっとちゃんとしたのは↓を見て。

b004 切れたカセットテープの修理(修理例1)
http://homepage2.nifty.com/
myplayroom/07_chie/b_jituyou/b004_casset/b_004.htm

カセットテープの修理?
http://itohs.cool.ne.jp/NIKKI/Nikki2005/0507/050709syuri.htm

基本的にその上のサイトと同じだが、図解に使われているカセットテープがあまりに素晴らしいので(^O^)これも見てくれ。

b004a 切れたカセットテープの修理(修理例2)
http://homepage2.nifty.com/
myplayroom/07_chie/b_jituyou/b004_casset/b_004a.htm

 

突然食いたくなったものリスト:

  • かに雑炊

本日のBGM:
Conga /MIAMI SOUND MACHINE




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