登龍軒の酢豚

 先日、北新地の青冥で中華をご馳走になった。
 青冥は近所にもあって、それが全部同じチェーン店なのか知らないけども、場所柄か、自分が知ってる青冥と違ってやたら高級。
 もちろんテーブルは回る。(^O^)
 なんか高そうなのもたくさんあって、非常においしかった。
 特に蒸し鶏はたまらんかったなあ。
 ただ、
 酢豚は登龍軒の方がうまいぞ~~~~!!
 と思った。\(^O^)/
 やっぱり酢豚は肉の柔らかさが命だね。
 どうやれば肉が柔らかくなるのか私はよくわからないのだけども、高い安いの問題ではなく、職人の心構えの問題なのかもしれない。
 というわけで、恋しくなってまた行ってしまった登龍軒


ちと食べさしではあるのだが
酢豚@登龍軒

 中華ってのは1人で行くと種類が食べられなくてダメなんだけどね。
 しかもこの店には定食がないし。
 というわけで、やはり「酢豚とご飯(中)」というピンポイントの注文になってしまう。
 それぞれ単品の値段は忘れたが、この2つで税込1050円。
 まあ、それなりの値段。
 「安い」と思う人も多いかもしれないが、純情屋でつけ麺を食べれば肉づけで麺2倍にしても850円だからして、私にしてみれば結構なゼータク。
 ここには最近1月に1回くらい行く。
 いつも1人で来て「酢豚とご飯(中)」を頼んでマイ箸を使うにいちゃんということで、おばちゃんにはもう顔を覚えられている。(^O^)
「酢豚好きなんやねー」(いつも頼むので)
「いやいや、ここの酢豚やからいいんよ。この肉の柔らかさは他にはないんだよねー」
 なんて話をすると、それほどの自覚はないらしく、「そうかなあ……」という感じの反応。
 奧で酢豚を作ってるおっちゃんが、ひょっとしたらこのあたりが他とは違うかも、という話を聞かせてくれた。
・国産豚だけを使用している
・注文から揚げる
・もちろん作り置きしておいて注文聴いてから二度揚げするようなことはしない
 うーむ。
 注文を聞いて初めて揚げる、というのは確かに効いてそうだ。
 国産豚ってのは、それほど違うのだろうか?
 しかしやっぱり、おっちゃんの仕事の丁寧さが一番なんだと思うけどね。
 聞くと、この店はこの地でもう40年やってるそうな。
 よ、よんじゅうねん??
 凄いなあ。
 この店は小さいけど今でも客足が途絶えることのない繁盛店だ。いつ行ってもテーブル席は家族連れで賑わってる。定食がないのでそれほど安く収まるわけでもないはずだが、常連が多い。これほど長い間地元の人に愛されて、ある意味奇跡的かも。
 世間話をしてて、昨日終わっただんじりの話を聞いた。
 最近は人が少なくなって、貝塚や岸和田の町からだんじりの「曳き手」を借りたり貸したりしてるそうだ。
 なるほど、少子化だもんなあ。でもだんじり好きにしてみれば何度も曳けて願ったり叶ったりかもしれん。(^O^)
 で、このあたり(伏尾)のだんじりは貝塚のナントカという町のお下がりなんだそうだ。
「新しく作ると凄くお金がかかるから」
だって。確かに高そう。大正時代のものらしい。彫り物とか凄いとか。新しく作れば最低数千万はかかるだろうなあ。神様の世界では「お下がり」は珍しくない(例えば社殿そのものや伊勢神宮で使われた木材のお下がりとか)ので、別に後ろめたいようなことはないと思うのだけれどね。でもおばちゃんは
「貧乏村だから(^^;」
 と恐縮していた。でもここで40年やってるんだよね。
「貧乏村だけど、いい人ばっかり」
 なんかねー、酢豚がうまい理由がわかったような気がしたよ。(^O^)
登龍軒
住所 堺市中区伏尾130-1
電話 072-278-4776
定休 木曜日

突然食いたくなったものリスト:

  • 登龍軒の酢豚

本日のBGM:
Across The Universe /SCANNER




3 comments

  1. ひえたろうはん まいどーです。
    確かにこの店のこれが食いたい。っていうのがあるよね。
    そう思い出すともう既に頭の中でそれを食い始めていて
    店が臨時休業だったりしたもんなら他のものが食えなくなってしまっている。
    ひえたろうはんにとって登龍軒の酢豚はそんな感じなのかも。
    お店もそれを裏切らずいつも同じ味のど真ん中の酢豚を出す。
    えーおつきあいやと思います。

  2. 登龍軒 ふたたび

    9月30日(日曜日)のお昼ネタ。
    ここの酢豚がお勧めと聞いたので行てきました。

    • 管理人 on 2007年10月14日 at 9:57 PM
    • Reply

    まいどですー。
    早速大樹行ってきました。
    私は登龍軒の方がやっぱり好みでしたが、おばちゃんの対応(夜は酢豚定食の揚げ物が選べないという説明の仕方が、何かよかった)とか、常連客さんたちの雰囲気(入店したときにちょうど満席だったんだけども、「ああ、今出るからね」と席を譲ってくれた)がアットホームで、地元で愛され続ける店しかもたない、安心できる空気を感じました。
    こういう店は町ぐるみで大切にしないといけませんね。

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