広告の興廃この一票にあり

 先日、新世界を歩いてると、こんな看板を見つけた。
 観光地によくある、穴から顔を出して記念撮影するやつね。


串かつ大統領選挙


 新世界は近年急速に観光地化していて、串カツの聖地(^O^)として、串カツ店・観光客の数がやたらに増えた。
 この看板も、右下に書かれているように最近できた串カツ店のもの。店の前にあった。
 
 この看板、選挙ポスター掲示板を模していることは一目瞭然なんだけども、この手のパロディ広告はよくある手法ではある。でも面白いのでかまわない。
 私の記憶と手元に画像があるものでも2つあるから、これまで何度でも使われてきたネタなのだろう。
 
 というわけで、その2つもご紹介しておく。


第2回阪神の食品総選挙

 阪神百貨店がやってる、食品総選挙。
 今年が第2回だから、第1回もあるはずなんだけど、ググっても見つからなかった。
 

7月10日投開票の参院選に合わせて”食の阪神”をPRしようと、阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)は、地下1階食料品売り場の約150店が参加する「阪神の食品総選挙」を10日まで開催している。参加者の投票で「デパ地下」の人気商品(店)を選ぶという企画で、”選管担当”のスタッフは「選挙権年齢が『18歳以上』に引き下げられた実際の選挙と同様、18、19歳など若者の参加も期待したい」と張り切っている。
 
 売り場を(1)生鮮(2)惣菜(そうざい)(3)和菓子(4)洋菓子類(5)飲料・おつまみ類-の5つに分類。売り場ごとに(1)おおさか生鮮の会(2)日本惣菜党(3)甘党にっぽん(4)スイーツで元気にする会(5)自由飲酒党-とそれぞれ政党名を付けた。本物の店員が”党首”にふんしたポスターには、「無糖派層に甘味で挑む!」(甘党にっぽん)や、「マンネリ食卓に新鮮力」(おおさか生鮮の会)といったキャッチコピーが躍る。
 

 
自由飲酒党におおさか生鮮の会!? 阪神百貨店が今年も「食品総選挙」やってるで!
 
 なかなかセンスがいい。ただ、「スイーツで元気にする会」のところはやっぱり「スイーツ平和党」だろうよ、とは思う。(^O^)
 
 次は、以前このブログでよくやってた、バーゲン広告特集から。
(最近はやってないのは少し飽きたのと、作品自体がつまらないものばかりになったのと、膨大な労力がかかる割に反応が全然ないから(^^;; 記録としては貴重だとは思うんだけどね)


三番街のバーゲン(2008年夏)

 これもセンスがいいねえ。「あなたの出馬も、お待ちしています。」というコピーもいい。「も」ではなく「を」でよかったんじゃないかとも思わないでもないけども。
 
 阪神百貨店、阪急三番街に比べるとさすがに串カツ屋の看板はセンスで劣ると言わざるを得ないが、まあかかってる金も違うだろうし、そのへんは街角で楽しませてくれるというだけでもOKだよ。

 おまけ。
 先日の東京都知事選挙の選挙ポスター掲示板にからんだツイート。

突然食いたくなったものリスト:

  • フライパンで炒めたソーセージ

本日のBGM:
おとなの運動会 /麗美





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