ちょうど2年前のこと。
「『最新ラーメンの本 関西版』の話」というエントリを書いた。
東京を中心に活動しているラーメン研究家・石山勇人が監修する『最新ラーメンの本』という雑誌があり、その関西版Vol.1が刊行された時に書いたものだ。
ちなみに『最新ラーメンの本』の首都圏版は2007年9月に発売以降、年末と言わず発売されていて、2010年の年末までのわずか3年でVol.7を数える。それ以来首都圏版も発売されていなかったらしい(間に『最新つけめんの本』刊行)が、この年末は、[2012首都圏版シリーズ]として、なんと「東京・埼玉」「神奈川・多摩」「千葉」に分冊して発売された。
#分冊というのはどうなんだろうね。ちなみに去年それまでの「関西版」を「大阪」「京都&滋賀」「兵庫」と分けた『ラーメンWalker』は、今年はシレっとした顔で『ラーメンWalker 関西』に戻している。ちょっと欲どしすぎたんじゃないかと思う。……閑話休題。
対して『最新ラーメンの本』関西版は、Vol.1からちょうど2年経ったこの年末にVol.2が発売された。
とまあ、そういうことらしい。
で、『最新ラーメンの本 関西版 Vol.2』。
あのエントリで私はVol.1についてはかなり厳しい意見を書いた。ダメなところはダメだと言おうということで。
で、そういうことを書いたからには良くなってたら良くなってるということもちゃんと書かないとダメだよねということで、このエントリを書こうと。
……と思って念入りに読み出したら、どうにもまたダメなところが気になってしまった。(^^; やはりこれも書くべきなんだろうな。しかしあくまでもいいものを作ってほしいがためだということはわかっていただきたい。
- こういう表紙。
『最新ラーメンの本 関西版 Vol.2』
- 掲載されている写真は前よりずっとよくなったように思う。
- 実物よりデカいんじゃないかと思わせる写真もあって、微笑ましい。(^O^)
- 前回のエントリで、監修の石山勇人氏という人物自体を大々的にフィーチャーするVol.1の姿勢について、「この本は「ラーメンを宣伝する本」ではなく「石山勇人を宣伝する本」」だと書いた。しかし今回は前回に比べればそういう色がずいぶん引っ込んだように思う。
『最新ラーメンの本 関西版Vol.1』の巻頭総論
どの文字よりも「石山勇人」という文字が、どの写真よりも石山勇人の写真がデカい。
『最新ラーメンの本 関西版Vol.2』の巻頭総論
Vol.1の「だ・である」調文体から「です・ます」調に変わっている。小見出しの「東京発の「二郎系」が関西を圧巻中!」というのは、まあ日本語としては「席巻中」の方が正しいんだろうな。(^^; - また、「石山勇人を宣伝する本」だという話の延長として、前回は「例えば明らかな広告ページである「エースコック×石山勇人 「ベジポタ」カップ麺開発プロジェクト」というページが、この本では目次の中に堂々と登場する。広告扱いではなく記事扱いなのだ。好き放題。……」と書いたが、今回の「エースコック×石山勇人 鶏のちカレーラーメン」の広告はちゃんと広告扱いになっているし、広告とはっきりとわかるページレイアウトになっている。もちろん目次にも入れられてはいない。
- ただしこれについてはまだ微妙さを感じるところもある。Vol.2にはなぜか他の記事とは完全に孤立する形でコラムが掲載されている。「石山勇人の勝手に御麺!」というタイトルでカレーが採り上げられているのだが、これがかなり不自然。「……福島の『JET』や関大前の『諭吉』、南森町に支店を出した『麺乃家』などは、「カレーつけ麺」をメニューに掲げている。……今までならキワモノ扱いされたかもしれないカレーラーメンやカレーつけ麺だが、関西ラーメンの人気を牽引する実力店が挑戦しているとなると見過ごすわけにはいけない」(文末の「いけない」というのは原文ママ)とあるのだが、「関西ラーメンの人気を牽引する実力店」って。諭吉は石山氏がかなり気に入っているのか他のところでもよく話に出してくるのだけど、去年4月にオープンしたばかりでまだ知名度も低い新店をこういう文脈に使うのは変だ。麺乃家は確かに今は亡き『KANSAI一週間』のラーメン大賞を取ったほどの人気店ではあるが、ここは主人がもともとカレー屋だったこともありカレーは昔から手がけている。だからこれまたこの文脈にはそぐわないだろう。つまりそもそもこのコラムでなぜカレーを採り上げるのかという理由に、かなり「とってつけた」感が滲み出ているのだ。そしてコラムの締めの文章がこれだ。「東京ほど確立されたラーメンの土壌やしがらみがない分、関西のラーメンはより多様化が期待できるというのが私の持論。関西の文化として発展を遂げたカレーうどんをそのまま受け継ぎ、さらに発展した麺料理へと独自に昇華させていってもらいたい。そう願うのは、きっと私だけではないはずだ」。この抽象的な締め方を「とってつけた」といわずに何という。(^^; 普通に見ればこのコラムは実質的に「エースコック×石山勇人 鶏のちカレーラーメン」の導入的な扱いになっている。このコラムそのものにこの商品はまったく出てこないけど、この不自然さをそれ以外で説明できない。で、やっぱりこのコラムはちゃんと目次に記事扱いとして載ってるんだよねえ。だから、この部分は前に比べて良くなったと断言できるのかどうか、判断に迷う。
- いや実際のところ、東京で「プロ」のラーメン研究家として活動している石山氏が関西のラーメン事情を語るのに一番求められる、彼にしかできない、彼だからこそできることというのは、まさにこの、「東京ほど確立されたラーメンの土壌やしがらみがない分、関西のラーメンはより多様化が期待できるというのが私の持論」という部分をちゃんと語ることだと思うんだよね。東京にはどういう「確立されたラーメンの土壌やしがらみ」があるのか、それがあるとどういう制限があるのか、それがなければどういう自由と可能性があるのか。私の実感では、ラーメンの「多様化」の波はいつも東京から入ってくる。関西はそれとは違う展開もあるという程度で、こと「多様化」で関西が東京を凌駕しているようにはまったく見えない。少なくとも関西にいる私には。なので両方のラーメン事情を見た石山氏には、「いえ、両方見た立場からすればこうなんですよ」ということをわかりやすく解説してほしい。せっかくの関西についての「持論」なのに、関西版でそれを書かないでどうする(首都圏版に書いても需要はないでしょ(^O^))。大崎氏や石神氏と違い関西にちゃんとメディアを持っているのだから、石山氏にとってこれは非常に大きなアドバンテージだと思うんだ。ちゃんと活かしたらいいのに。
- Vol.1から店情報や地図をケータイで見ることができるようになっていたが、独自のシステムを使っていた。Vol.2ではぐるなびラーメンを利用している。
- 巻末の50音インデックスは前回同様、「ラーメン●●」や「麺屋▲▲」という店でも「ら」「め」に入れずにちゃんと「●●」「▲▲」で検索できるようにしている。これは非常に実用的で好感が持てる。またVol.1の「エリア別INDEX」がなくなり、代わりに「路線図インデックス」になった。鉄道路線図に店を落とし込んだもの。これはこれで便利。ただ「エリア別INDEX」をなくす必要はなかったんじゃないかとも思う。いっそこういう本は、インデックスを5種類くらい作ったらいいのに(終了時間別とか)。
- 細かいことをいえば、50音インデックスにはクーポンの有無以外にエリアも記載してくれたらもっと便利かな。
- 前回同様にPAPUA氏、としむね氏を迎えた座談会はかなり内容のあるものになったと思う。前回はどうも話が噛み合ってなかった。
- 前回は「関西ラーメン3賢人が選んだこの冬絶対食べたいラーメンランキング」という特集(ラーメン店別ランキングBest10の他、ジャンル別[塩・醤油・つけ麺・味噌・白湯]でそれぞれ3店、のべ25店を紹介)があり参考になったのだけど、Vol.2ではこれがなくなったのも残念。代わりに(?)3人がそれぞれ注目店を3店ずつ紹介している。
- 今回は本全体を通じて、関西のラーメン事情について「歴史」にはあまり触れずに「現状」に重点を置いているように思う。対談だけではなく本人の文章の中でも。これはよかったと思う。この人が語れるのはこちらのはずだし、こういう本はそういう役割のはずだ。前回は関西版の初号ということで、歴史にも触れざるを得なかったのだと考えておこう。
- 近年の新店の中でトップクラスの露出度・注目度であったはずの宮田麺児をことさらに持ち上げていないところは見識だと思う(他店と同列)。これはやはり東京の人だからだろうか。
- というか、取材そのものを石山氏がしているわけではないだろう。編集会社はVol.1では東京と奈良の2社だったが、今回は東京の会社1社になっている(前回の東京の会社とは違う)。ライターはどうなのかな。いずれにせよ見識は見識。
- 巻末の方に、「キムラ君と僕。~編集部員ヨシオカ(関東在住)のときめきメモリアル~」という1ページのコラムがある。書いているのは石山氏ではなく「ヨシオカ」なる人物。おそらくは奥付に記載されているスタッフの中で、発行人、監修者、広告、販売以外では唯一Vol.1とVol.2の両方に名前が載っている吉岡啓雄という人だろう。今回は「編集チーフ」とある。コラムについているプロフィールによると、埼玉県出身のヨシオカ氏は「今回、5回目の来阪となる」という。編集チーフであってもこのくらいの来阪回数か。うーむ……。
- 今回の掲載店のうち石山氏はどのくらい取材しているのかな。これは単なる疑問。この本の中で石山氏自身がやたら諭吉の話題を出しているところを見ると、もちろんこの店には行ったと思うのだが、あまりにこの店のことばかりを出して他の新店の話が出てこないのが逆に気になる。実際に取材した店は意外と少ないんじゃないかと勘ぐったり(本当のところはどうかわからない)。とはいえ彼はあくまでも「監修」という立場なので、全部の店に足を運んでいる必要はない。
- 個別の店の紹介文は全部読んだわけではないのでたくさんは書けないが、少し目を通した中で気になったことをいくつか。
- 前回、虎一番の記事の中の、
中華料理に長年勤しんだ店主が、魚介系ラーメンのパイオニア・新宿『麺屋武蔵』の影響を受けて開業したのが2000年。関西のラーメン事情に魚介文化がまったくなかった頃だ。 という部分について、2000年が「関西のラーメン事情に魚介文化がまったくなかった頃」だなんていうのは事実ではないし同じ本の中ですら時系列の辻褄が合っていないということを指摘したが、今回もその記述は残っている。
- Vol.1とVol.2の両方に掲載されている店もたくさんあるが、これらの店は今回はほとんど取材をしていない。前回の写真、文章を流用するだけ。といってもこういうやり方は他の本・雑誌でも普通にやっていることだから、ことさらにこの本がどうというわけではない(むしろそれが、続けて出すことのアドバンテージでもあるのだろう)。よくわからないのが、どの本・雑誌も前回の文章をそのまんまコピペするのではなくほんのちょっとだけ変えることだ。事情はよくわからない。最初の文章を書いた人へのギャラの問題なのか、単に全く同じ文章を載せるのは気が引けるのか。いずれにせよ変えるのはほんの少し。例えばちょっと目についた麺屋楼蘭の記事はこうだ。
丼の中の豊かな調和はラーメンの域を超えた芸術品
数種類の味噌をブレンドし、魚介の香りがアクセントになっているWスープに合わせる。あっさりした中にも豊かなコクを持つのが「焦がし味噌ラー麺」だ。特筆すべきは、丼の中でのバランス。スープを飲むごとに、麺をすするごとに、違った味わいを見せる。計算され尽くしたこのハーモニーは、必食。(Vol.1)丼の中で調和する芸術的な佇まい
数種類の味噌をブレンドし、魚介の香りがアクセントになったWスープに合わせる。手間暇かけて手掛けた「焦がし味噌ラー麺」は、あっさりした中にも豊かなコクを持つのが特徴。さらに特筆すべきは、スープと麺のバランスのよさ。スープを飲むごとに、違った味わいを見せる。計算され尽くしたこのハーモニーをぜひ味わってほしい。(Vol.2)これでもかなりアレンジしている方。もっとそのまんまのものもたくさんある。
- というわけで、虎一番の記事も前回とほとんど同じように踏襲されているというわけ。
- 結局、この本に限らずこうやって一度取材した店のデータを使い回していくと、リライトする方も単純作業になってしまう。そして質が落ちていく。なんせその店の取材をしていない人が、誰かが書いた前の文章の言い回しを少し変えるという作業を繰り返すんだから。劣化はあっても新たに加えられる情報はない(あったらそれはそれで怖い)。そんな仕事にライターも力が入るわけがない。
- で、そういう仕事をしているとこういうことをやらかす。これは麺屋えぐちの記事。
血筋の良さに甘えない実直な味づくり
大阪の名店、醤油の『カドヤ食堂』、豚骨の『天神旗』という畑の異なる2軒に学び、満を持して開業を果たした話題のお店。淡海地鶏を濁らすことなく丁寧に炊いた清湯スープに、煮干の香りを沸き上がらせるパンチの効いた味作り。キレイに浮かぶ鶏油の甘味も加わり、ルーキーらしからぬ風格のある一杯を提供している。(Vol.1)名店に学んだ店主が実直な味づくりを実践
醤油ラーメンの『カドヤ食堂』、豚骨ラーメンの『天神旗』という味の異なる2軒に学び、満を持して開業を果たした店主による話題の店。淡海地鶏を濁らすことなく丁寧に炊いた清湯スープに、煮干の香りを沸き上がらせるパンチ力の効いた味作りがポイントだ。キレイに浮かぶ鶏油の甘味も加わり、血筋のよさに決して負けない、風格のある一杯に仕上がっている。(Vol.2)「パンチの効いた」を「パンチ力の効いた」にした理由を問うつもりはないが、何じゃその「味の異なる2軒」って。違う店なんだから味が異なるのは当たり前のことだ。元々の記事を書いた人は恐らくちゃんと、カドヤ食堂と天神旗がどういう店なのかわかった上で「畑の異なる2軒」と書いたのだ。しかしこれをリライトした人間はおそらくこの2軒のことを知らない。単に醤油ラーメンの店と豚骨ラーメンの店ねと思っただけだ。で、単に前の文章の言い回しを変えるだけという単純作業であるにもかかわらず、こんなすっトボけた文章を生み出してしまう。取材していないんだから必然的と言えば必然的な劣化。繰り返すがこのへんはどのラーメン本も抱える問題点だ。
- Vol.1の巻末には、同時期に発売された『最新ラーメンの本 首都圏版』に掲載された256軒の店の名前・住所・電話番号と1行コメントが収録されていたが、Vol.2でははなくなってしまった。これは残念。
- 前回に比べて特集の見せ方が垢抜けたと思う。編集者とデザイナーの腕かな。
- 凄いなあと思うのは、店データ。店名・メニュー・住所・連絡先・営業時間・定休日・席数、駐車場の有無といったデータはどの本にもある基本データとして、Vol.1に引き続いての開店月データ(これも貴重なデータ)の他に、Vol.2から「製麺所」と、メインに紹介するメニューの「麺重量」が入るようになったこと。もちろん製麺所を「非公開」にしている店もあるけど、公開してるところも多い。自家製麺も数年前に比べればびっくりするくらい多く、隔世の感だ。↑で掲載2回目の店は取材していないと書いたけど、少なくともこのデータに関しては取材しているということね。
- とはいえ非公開の店も多く、公開しているところをみると、妙に麺屋棣鄂と宝産業(釧路製麺)が多い。これと、この両社がこの本に広告を出しているのとは関係があるのかないのか……。貴重なデータなので問題ないけど。
- 「非公開」のところは少なくとも自家製麺ではないということではあるのだろう。
- オオタメンがんばれ。
- 住吉が自家製麺ってのには驚いた。ずっと栄大号だと思っていたので。麺の量が145gと意外に多いのも驚き。あれだけ太いと少なく感じるんだよなあ。……なんて見方ができるのはとてもいい。これはこの本だけの楽しみだ。
- 数年前、どれだけの人がどの製麺所の麺を使ってるかなんてのに興味があっただろう? これだけでも関西のラーメン文化の深化を感じるよ。
- しかしほんと、自家製麺の店が増えた。製麺機はそんなに安いものじゃない。にもかかわらずこれだけ自家製麺が増えたということは、製麺機会社がかなり儲かっているということ。関西はいい市場に成長したわけだ。大和製作所のDM頻度なんて凄いからねえ。
- これだけたくさんになるとヘッタクソもたくさんいるはず。(^O^) 製麺所よりもいい麺を作っている店がどれだけあるのかな。
- で、店データの話。スープの「あっさり ── こってり」度の指標というのはこの本だけではなくどの本も載せたがるね。これってほんとに要るのだろうか。この御時世、禁煙かどうかの情報の方がよっぽど需要があるように思うけど。汁なし麺にも「こってり4」とか書いてるし。(^O^)
- この雑誌にはエースコックが広告主としてついており、上記「エースコック×石山勇人 鶏のちカレーラーメン」は1ページ広告を出し、それの関連コラムまで本記事の中に押し込んでいる。これに対して意外にも(?)同じエースコックの「それゆけ!大阪ラーメン」については本記事でもまったく言及がなく、意外といえば意外だった(一応、半ページ分の広告が入っている)。え? うん、そう。あの「大阪ラーメン」のことね(「もうズブズブやん。(大阪ラーメン)。」参照)。話題的には関西ローカルで、しかもメディアも巻き込んでおり、さらにスポンサーであるエースコックの商品だということになればこれはまあ、「関西版」としては何かやりたくなるよね。しかしそれをやっていない。宮田麺児にしてもこの大阪ラーメンにしろ、「あえて」話題に出さない「見識」だと理解しておこう。単に「知らない」ということはさすがにないだろう。うん。
- あるいはこういうことかもしれない。この「それゆけ!大阪ラーメン」の半ページ広告にはパッケージ写真も間に合わず(シルエットに「?」となっている)発売日も確定していない(「2011年12月発売予定」とある)。この状態では大々的に押すことはできなかった、とか。(ヨシオカ氏のキムラ君云々のコラムの場所がとてもアヤシイ(^O^))
- ちなみに同時期発売の『ラーメンWalker 関西2012』には「それゆけ!大阪ラーメン」の1/4ページの広告が入っている。入稿締切がこちらの方が遅かったようだ。こちらではパッケージ写真が登場し、発売日も「12/5発売」と確定している。
- どういう理由にせよ、とにかく結果的には『最新ラーメンの本 関西版 Vol.2』が示す「関西の今のラーメン事情」は広告でも話題でもなく、ラーメン店が実際に出す丼の傾向なのだというシンプルな姿勢となっている。意図はどうあれ、これはいいことだと思う。
突然食いたくなったものリスト:
- インデアンカレー
本日のBGM:
素敵にジングルベル /伊藤さやか
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