以前、つけ麺野郎という店を御紹介したことがある。
つけ麺野郎@川西市
http://hietaro.kameo.jp/2009/10/post-136
奇遇なことに偶然にも、近くにある麺野郎をたまたま連想しちゃって戸惑っちゃったことがあった。
ダメだよねえ、全然違う店なのに、連想しちゃうこっちが悪いのだ。
深く反省せねば。
と、全く関係のない雑談はさておき。
気を取り直して今回はあるラーメンのフランチャイズチェーン(FC)を御紹介。
このラーメンチェーン店はこの数年、関東、東海地方で日の出の勢いで店舗数を増やしている。まさにフランチャイズ・チェーン・オブ・ライジング・サンですよ。
御紹介しよう。その名も、
哲麺
だーーーーっっ!!!
はいはいそこそこ、静かにー!
もちろん現代日本語の横読みは左から右に読むんですよ。「てつめん」ですよ。
右から読んじゃうオッサンは放っていきますよー。
この哲麺、1号店は2006年、東京都八王子市で開業した。
このチェーン店を手懸けるのは、あの巨大お好み焼チェーン道とん堀。
何? 知らない? こっちはあの!とまで言って盛り上がってるのに何言ってんだよ。
大阪に住んでて、全国で300店舗近く展開するこんなに大きいお好み焼チェーンを知らないの??
……って、無理もないわな。
名前は道とん堀だけど、実はこの会社、大阪の会社ではないのだ。本社は東京都福生市にある。どうしてこんな名前をつけたのかって? 知らないよそんなこと。
このチェーン店が本当に道頓堀に「大阪本店」を構えたのは3年前のこと。(記事1|記事2)
現在、大阪府下に道とん堀は4店舗ある。そして大阪市内ということになると「大阪本店」1店舗しかない。(↑の「記事1」では「3年後[=2010年]には関西圏で150店舗まで増やす計画」とあるけど、大丈夫かな?)
まあね。
旨いんだったら確かにそれはそれでいいんだよ。……ただ、しかし、
ややこしい名前をつけるよなあ。
やっちゃいかんのかといえばそんなことは確かにないからいいんだけどね。もちろん。単にややこしいというだけで。
おっとっとっと。今回はお好み焼チェーンの話じゃないよ。
哲麺の話ですよ。
豚骨だそうですよ。
こだわりの極細低加水麺は「こなおとし」から「やわらかめ」まで、2~90秒と茹で上がり時間が早くてスープになじみやすいんだそうですよ。
メインメニューの醤油豚骨ラーメン、塩豚骨ラーメンが500円、替玉50円という嬉しい価格設定。夏季限定でつけ麺もあるぞ!!
#替玉50円ってのはほんとに凄いなあ。この哲麺は麺を製麺業者から仕入れているそうだ。これから自家製麺に移行する予定だとはいえ、それにしても2006年の開店当初からずっと替玉は50円で変わってないんだから、ほんとに大丈夫なのか?と思う。
初代哲麺
この店名の由来は、どうやら店主・中西哲之氏の名前かららしい。なーるほどなるほど、そりゃ哲麺になるよね。店長の名前なんだもん。開店当初から経営は道とん堀がやってたはずだけどね。
しかしあなた、この店長がどんな人なのか知ろうとしてはいけないよ。名前をググッても、哲麺のFC募集のサイトか宣伝サイトしかヒットしないからね。あまり表に出ない、とてもシャイな人なのだ、きっと。
#この人の店の話は結構いい加減なのか、情報が錯綜している。最初の哲麺がオープンしたのは八王子市らしいが、この時期が2006/01とか2006/03とか情報はバラバラ。それに現在、初代哲麺は昭島市にあって、八王子市の店は二代目哲麺ということになっている。では最初の店が「二代目」を名乗ったのかと思えば、このサイトを見る限り、中西哲之氏は初代哲麺(昭島市)にいる。どないなっとんのかと。二代目以降は暖簾分けの店だというから、初代と二代目は資本的にもつながっていないはずで、「両方ともに顔を出している」ということもあり得ない。わけわからん。
そんな哲麺だが、これがもの凄い勢いで増殖している。暖簾分けを始めた2008年からわずか2年の2010/04/08現在、早くも東京・神奈川・岐阜に17店舗に達した。さらに現在6件以上の物件待ちがあるというから、この勢いはまだまだ止まらない。
#どうしてこの3都県に集中してるかというと、おそらくフランチャイジーが個人ではなく法人だから。地元の会社がやってるんだろう。
さすが道とん堀。
ラーメンをお好み焼きに次ぐ第2の柱にとの意気込みが感じられる。
この勢いに乗って哲麺もそろそろ大阪にも進出だろうか。
とすれば3年前に道とん堀大阪本店を道頓堀のド真ん中、千房とわらいの間、鶴橋風月の斜め向かいというチャレンジングな立地に華々しく登場させたように、△代目哲麺(大阪本店)は蛍池あたりに出店することになるんじゃないかと、大胆に予想してみたっ。
みんな、楽しみに待とうではないか。
・食べログ
しかしこのニュースリリースはワロタ。
<スープのこだわり> 新鮮な豚骨と鶏ガラをじっくりと常圧で10時間以上炊きパイタンに仕上げています。 鶏がらスープを加え、まろやかさを追及。 濃縮豚骨ベースに、4種類の削り節を加え、仕上げに鶏油(チー油)を加え後味をすっきりさせました。 黒マー油でコクと香りを一層引き出した「哲麺」秘伝のスープです。 化学調味料無添加は一切不使用です。 |
はいココ笑うところですよ。
「化学調味料無添加は一切不使用です」となっ!?
突然食いたくなったものリスト:
- ハイカラうどん
本日のBGM:
36℃の記憶 /早瀬優香子
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